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遠い遠い昔のこと、

南米大陸のアンデスに住んでいた先住民のインディオ達がいました。

 

彼らは偶然にも折れた植物の葦(アシ)に

アンデスの風が吹き込んで音がなることを知りました。

そして音楽を奏でることを発見したのです。

 

世界最古の木管楽器をアンデスの風が教えてくれたのです。

世界最古の木管楽器!
4000年以上も前のアンデスの風の音を今に伝える。

森の響kコンサート12月はフォルクローレ

ご存知でしたか?

 

 

 

多分ご存じなかった方がほとんどでしょう。僕自身も調べてみるまでは知りませんでした。

 

そう、今回始めて調べたんです。

南米の音楽 フォルクローレの生まれる背景の雄大な自然のことも。

 

まずはフォルクローレという音楽について見ていきましょう。

アンデスと言えば

 

 

アンデスといえば、アンデス山脈。南米大陸の西側にベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリの7カ国に渡る山の連なり。

その全長は7500km

因みに日本の全長は3000km。そのスケールの大きさがわかります。

最高峰のアコンカグアを始め標高が6000mを超える山々が20以上もそびえ立つ想像もつかない大きな山脈なのです。
 

アンデスのd大自然がふぉrフォルクローレのルーツ

ではまず、フォルクローレとはなんなのか?

 

 

日本ではラテンアメリカ諸国の民族音楽もしくはそれをベースにした大衆音楽のことを

フォルクローレといいます。本来は音楽だけでなく民族的な伝承全てを指す言葉です。

ラテンアメリカ各地にそれぞれ独自のフォルクローレ音楽があります。

先住民の音楽とスペインの音楽が混合されながら発展しました。

 

 

中でも人気が高いのが

アンデス山脈周辺の国々の音楽、アルゼンチンのパンパ(草原地帯)の音楽、そしてパラグアイの音楽です。
 

知られざる?!アンデスメロンの秘密

アンデスというとアンデスメロンを思い出す人もいると思います。

メロンの産地があるのだと思いますよね。

 

 

実はこのアンデスメロンの名前の由来

栽培のしやすいメロンということで「作って安心」「売って安心」「買った安心」ということから「安心ですメロン」というネーミングにするつもりだったが、

センスが悪いとのことから略して「アンデスメロン」となった。

 

 

アンデス山脈とは全く関係がないんです。

民族音楽にはその民族の歴史が刻み込まれています

 

 

アンデスの大自然、インカ文明、ネイティブアメリカン、スペインの文化・・・

なんてロマンがあるのでしょう。

何世代に渡ってずっと受け継がれている。

それが4000年以上も前から始まっていたりする。

どんなことでも同じなんでしょう。

今は過去の上に成り立っている。積み重なって行くものなんですね。
 

 

 

そんな歴史と自然を愛する彼らのロマンを体験してください。
音楽の背景、演奏者の思いなどを知って聴く音楽は、

あなたをもっと深い感銘へと連れて行くことでしょう。
 

民族の歴史と文化が刻まれた音の物語

 

 

どんなものでも深さを知った瞬間から、まるでそのものの価値が違って受け止めることが出来るようになります。

 


知ってしまうまでは・・・。

でも、知った瞬間から価値観が大きく変わったりします。

 


沢山のいい体験が、自分の価値観を育てて行くのです。

世の中には沢山の民族があり、そこには独自の文化と歴史があり、様々な想いと時を積み重ねいます。

 


そこには文化を色濃く反映した音楽が存在します。

その音楽を知ることは、彼らの歴史や文化から生み出された音の物語を聞くこと。

そんな風に僕は感じるのです。

世界最古の木管楽器 ”サンポーニャ”

 

 

今回の「アシノ フエウタ」としているように、サンポーニャもケーナも植物の「葦(アシ)」を使って作られています。もしくは竹を使います。

 

サンポーニャは長さの違う芦をいくつも並べて束ねたような形をしています。
葦1本が1音です。様々ありますが、20本程の芦をつないでいるようです。

サンポーニャは元々はアンデス・ボリビアのインディオたちに伝わる世界最古の管楽器といわれています。4千年以上も前に折れた葦にアンデスの風が吹き込んで音楽を奏でることを発見した、当時のインディオ達により作り始められたとも言われています。

 

南米アンデス地方旧インカ帝国の文化圏内で使われる楽器です。

閉塞した葦の管をを吹いて音を出す方法、つまりビール瓶に息を吹き込んで音を出すようなもの。なので一つの音程しか出せないので違う長さの葦を束ねるという一番原始的な理屈の楽器です。
 

世界最古の木管楽器サンポーニャ

尺八と同じ原理の “ケーナ”

 

 

こちらはケーナ。同じく葦で作られた楽器です。

俳優の田中 健さんが演奏していることで認知度が一気に上がったあの楽器です。

 


ペルーやボリビアが発祥の地で、こちらはただの筒の横に穴が空いている形状の楽器です。

日本の尺八と構造上よく似ているので音も似ています。

日本の尺八と構造的にはおな同じケーナ

日本で数少ないサンポーニャ・ケーナ奏者

 

 

簡単に想像がついたかもしれませんが、実はサンポーニャやケーナを奏でるミュージシャンは数が少ないです。

 


そんな中、岡田浩安さんはギターやパーカッション、フルートまでこなす、マルチな才能を持ったサンポーニャ・ケーナ奏者なのです。

アンデスのフォルクローレを得意としていますが、フリーのインプロビゼーション(即興演奏)も行うジャンルなど幅広く活躍しているのです。

 

 


音楽制作やプロデュースも手掛け録音の活動にも力を入れている。
自身のアルバム3枚のほか、ユニットのアルバムが9枚、プロデュースしたアルバムが2枚、参加アルバムに関してはなんと40枚ほど。

 

 

日本の音楽シーンで広く活躍している方なのです。
 

日本人では数少ないケーナ奏者の岡田浩安

そしてもう1人、今回が3回目の登場

 

 

智詠さんは森の響には今回で3回目の登場。

 

 

その全てで違うジャンルのギターを披露しています。

なんとマルチな人なんでしょう。

 

 

そしてその全てでお客様の評価が高くまた演奏を聴きたいという声をたくさんいただきます。

フォルクローレ、タンゴ、フラメンコをこなすギタリスト 智詠

1回目はタンゴのギタリスト

 

 

最初の登場は、アルゼンチン・タンゴ。

本場アルゼンチンでも高く評価され、世界的に活躍するバンドネオン奏者 小川紀美代さんとの演奏でした。

アルゼンチン・タンゴの哀愁と官能の世界観を巧みに表現

小川さんのアルバムでの共演もかなり以前からありました。

そのCDの音源が大好きで繰り返し何度も聞いていました。

いつかはこの智詠さんのギターと小川さんのバンドネオンのデュオをここの場で聴きたいと考えていました。

つま弾くギターの音色に哀愁のあるバンドネオンの響き。

たまらなく異国情緒が心に迫るアルバムだったのでした。コンサートをとても楽しみにしていました。

実際の演奏もとても素晴らしく、タンゴ以外にもオリジナル曲の披露もされました。

「智詠さんのギターのソロでもコンサートの企画しないの?」と何人にも聞かれるほどでした。
 

2回目の演奏はフラメンコギター

 

 

ギターリストなら誰もが憧れるフラメンコ・ギター

 

本場スペインで、そのフラメンコギターで世界1位を獲得した日本人がいるのを知っていますか。「沖 仁」さんです。フラメンコギターの本場で世界1になったことがとても意味のあることです。

 


そして、沖さんの右腕としてセカンドギターとして一緒にツアーをする人が今回登場の智詠さんなのです。沖さんの行う全国ツアーなどでは欠かせない存在である智詠さん。情熱の世界観を巧みな指さばきで華麗に表現します。

ハードルの高いジャンル

 

ギターのスタイルにも様々ありますが、誰もが憧れるフラメンコ・ギターは簡単ではないのです。

まず奏法も違えばリズムが違う

 

フラメンコの踊りに憧れる人も女性には多いと思いますが、

ほとんどがそのリズムを取ることができず挫折するのです。

 

スペイン人にとっては小さなころから慣れ親しんだリズムばかりなのでしょうが、我々日本人にはとてもハードルの高いジャンルなのです。

反響の大きかった2回目の演奏

 

 

この時は日本で1番のカンタオール(歌手)の石塚隆光さんとの共演でした。

 

フラメンコは踊りだけでなく、歌が存在します。

フラメンコの歌は心の底からの魂の叫びを聞いてるかのような感じ。

こんなに熱くて、こんなに異国情緒にあふれ、こんなに哀愁を帯びた音楽が他にあるだろうか。

 


そして、この石塚さんも沖さんのツアーメンバー。

本場スペインで生きたフラメンコを学ぶためにジプシーに習い8年間を過ごしました。

スペインの映画にも歌手役で出演されるほどの日本を代表するカンタオールです。


フラメンコのギターの激しく心を揺さぶる音が特徴の世界的に有名な民族音楽です。

そして今回は・・・フォルクローレ

 

智詠さん、実は一番得意なのがフォルクローレ

 

「え!タンゴじゃないの?」「え!フラメンコでしょ?」と
いう声が聞こえてきそうです。

 


智詠さんのご両親は熱心なフオルクローレの愛好家。

小さな頃から身体に染み込んでいるのです。
ご両親と共に6歳からファルクローレを演奏演奏、そして9歳でギターを始めています。

 

智詠さんの音楽のルーツはここにあったのです

 

フォルクローレは現地インディオとスペインの音楽が影響しあってできたということなので、

スペインのフラメンコが繋がってきます。

人気のフォルクローレの1つがアルゼンチンのフォルクローレということで、

アルゼンチン・タンゴとも繋がりました。

日本に最初に伝わったのもアルゼンチンのフォルクローレだったそう。

 


全く違うジャンルのギターを弾く演奏家のようですが、フォルクローレを中心に繋がりました。
 

本物の音楽に心を震わせる2時間30分

 

四季折々の森の風情を感じながら、夜はライトアップされた庭を眺めながら、

本物の音楽に心を震わせる2時間30分。

さぁ、準備は整いました。あとは皆さんを待つだけです。

 


今回も素晴らしい演奏を目の前で聴く迫力と臨場感。

体験した人にしか分からない心の満足感をご提供いたします。

心豊かに過ごすかけがえのない時間を皆さんと共に分かち合いたいと思います。

是非、体験してください。

もうすでに予約は始まっています。お席には限りがございますので、今すぐご予約のご連絡を。

あなたのご参加をお待ちしております。

皆様と掛け替えのない時間の共有が出来ますことを楽しみにしております。

​森の響コンサート  余語和則

12/5(火)   
   ①昼の部 14:00〜     ②夜の部 18:30〜   3000円(ドリンク・ケーキ付き)
   サンポーニャ・ケーナ:岡田浩安     ギター : 智 詠

【予定演奏曲】

 コンドルは飛んでゆく(D.A.ロブレス)

 アルフォンシーナと海(A.ラミネス / F.ルナ) / カゼイロ(岡田浩安)

 雲列車(岡田浩安) / 小さな空(武満 徹)   他

日進市米野木町南山973-13​   TEL 0561-73-8763

いつも心を満たすサービスを

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