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西洋の音楽とは考え方も目指しているところも違う。

それは心との繋がりを感じる、

そして自分を取り戻す不思議な音楽。

一体、音楽の役割とは何でしょうか?

「こんな音楽今まで知らなかった!」
あなたはご存知?シタールが奏でる癒しの世界

加藤貞寿シタール・コンサート at 森の響

日進市米野木町南山973-13

​0561-73-8763

西にある夢の国

20歳になった男は夢中で何かを求めていた。


ついに降り立った乾燥した大地。
猛烈な暑さとエキゾチックな空気が、周りを支配していた。


男は他人とはちょっと違う感覚を持ち合わせていた。


何故かは自分でも分からない、でもどうしてもしっくりこないのだ。
経験はないだろうか?周りの皆んながすごく楽しんでいるのに、

同じ場にいてもまるで楽しくなんかない。

その違和感とも言えるような感情をずっと抱え続けていた。


4歳でクラシックピアノを習い始めた。いわゆるお稽古のピアノのレッスン。
成長につれて、ポップスやジャズなど様々なジャンルの音楽を耳にした。
でも、違う・・・

 


男は、西洋の音楽である和声学をベースにした音楽が理解できなかった。

西洋音楽は和声いわゆる和音の進行を音楽の中心に考えていく理論になっている。

ジャンルが違っても同じこと。

そして男は何かを求めてこの地までやって来たのである。

そう、ここは南アジアで5千年の歴史を持つ広大な国「インド」である。
 

一体どんな国なのか

西洋音楽とは確かに大きく異なる音楽文化がありそうですが、一体インドとはどんな国なんでしょう。

インドは多様な民族、言語、宗教で構成されています。実に21もの言語が1つの国の中で正式に認められているのです。単一民族の私達とはまるで違うインド。人口は世界第2位の13億人。第3位のアメリカの4倍ほどです。因みに1位は中国。


3色の国旗にも宗教的な意味があります。上の黄色(サフラン)はヒンドゥー教、下の緑はイスラム教、真ん中の白は2つの宗教そしてその他の宗教の平和や和解を意味しています

真ん中のマーク(チャクラ)の24本の線は1日つまり24時間を表しており、アショカ王の名の下常に和合していることを示しています。
 

アンデスのd大自然がふぉrフォルクローレのルーツ

西洋音楽とは全く違います

 

インドの伝統音楽は西洋の音楽とは全く考え方も役割も異なります
インド伝統音楽を説明する前に、イメージしやすいものから先にお話しさせていただきましょう。

それは今世界的に流行しているアレです。
インドから広まったということは、よくご存知でしょう。

もしかするとあなたも興味があったりしていたり、行なっているかもしれませんね。
 

西の国を目指した人と言えば・・・

 

インドは以前、インダス川のある地域ということでイラン語の地域では Hinduka と呼ばれていた。それを古い中国で身毒や天竺と感じで表していた。

そう、「西遊記」で三蔵法師が目指したあの天竺です。その玄奘三蔵が初めて印度という漢字をあてたと伝えれらています。

インド古典音楽

 

 

インドの伝統音楽には二つの主流があり、ひとつは北インド発祥でインド+中東アラブの影響を受けているヒンドゥスターニー音楽、もうひとつは南インド発祥で諸外国の影響をあまりうけていないカルナータカ音楽です。


シタールはこの北インドのヒンデゥスターニー音楽でしか使われない楽器なのです。
古代のインドの音楽家は純粋な神々への讃歌であり神々と一体化するための手段としてインド音楽を高めたようです。

 


北インド古典音楽を一言で表現すると、即興音楽と言えます。

しかしそこには、旋律、特徴的な音の配列、強調される音、演奏される時間 季節、表現される感情などに関する規則があります。その厳密な規則の範囲内で即興演奏をするのです。


例えるなら使っていい絵の具の数や色の種類や使う色の順番が決められいるが、その中で白いキャンパスに自由に自分の絵を描くようなイメージです。


楽器は必ず行う調律(チューニング)という作業があります。楽器の音が合っていなければ曲を演奏することは出来ません。シタールの調律は音楽(曲)の始まりにチューニングだとは分からないように混ぜて行われます。つまり調律も曲のうちなのです。これは伝統的なインド音楽のスタイルです。

静かに、ゆっくりと流れ始めるシタールが徐々に速度を増し、頂点にたどり着いたところでドラマティックにラーガを終えるという、スリリングでエネルギッシュな音楽です。
そしてプレイヤーはそのラーガ(決められた音階のようなもの)のなかで、可能な限り自分自身の音楽性を表現していくのです。

 

そのため、ある意味においてはジャズなどにも通じる音楽なのです。
 

全編即興の精神性の世界へ

 

インド伝統音楽にはヨガや座禅といった宗教的精神性の要素を持っています。我々の身体の中にずっと昔から流れていた心の響きを感じる内的な音楽であり、それは遠く宇宙に存在するもの全てに通じていく
 

西洋の音楽との違いがご理解いただけたでしょうか。

あなたに贈る新たな音楽の世界

加藤さんはその後8年間はシタールの厳しい修行を受けることになります。
5線譜の音符が読めても役に立ちません。とても宗教的な側面も内的精神性の側面も持ち合わせる音楽です。楽器の練習ではなく修行なのです。

その後28歳、ナグ氏より指導及び演奏活動の許可を得て帰国します。

以降、インド及び日本各地にて演奏活動のほか、TV CMやドラマ音楽などにも携わる。2013年より、ソロ活動を中心に全国でコンサートを行っている。

加藤さんは「合唱やコラボレーションではなく、自分が心から欲する内的な音楽、そして自分自身で消化・昇華させた音を目指して活動を続けています」と話しています。

 


現在、日本シタール協会理事長

繊細に研ぎ澄まされた、心の奥に響き渡る18弦シタールの澄んだ音色
加藤さんが織りなす音は、我々日本人の誰しもが心の奥に持っている、繊細な感覚を呼び起こします

即興で繰り広げられるその音楽は、聴く人を幻想的な楽園へと惹き込みます
 

シタールの音を聴いたことは?

今回のコンサートで演奏される楽器をシタールと言います。まず滅多に見ることはないですよね。
楽器屋さんでもお目にかかったことはないでしょう。


シタールとは「七本の金属の弦」という意味のサンスクリット語から変化した名前です。
約1000年程前、インドにて当時の音楽家アミール・フスローがリュートというシタールの原型を発明しました。その後、長い年月をかけて改良され、今から700年前、現在の形になりました。

 

シタールはインドの弦楽器ヴィーナ(琵琶の先祖と言われています)と、ペルシャ(現イラン)のセタールを融合したものです。

大きな瓢箪をくり抜いた丸いボディーでできています。スタイルによって多少異なりますが、弦は全部で18本。メロディー弦・通奏低音弦・リズム弦・共鳴弦にその役割は分かれています。

 

この共鳴弦は演奏する曲(ラーガ)によってチューニングを変えます。共鳴弦を合わせることによって、旋律音にシタール独特のうねりが加わります。フレットは21本。演奏する曲によって数ヶ所動かすことができます。
 

最高の師匠との出逢い


20歳の時にインドの地へ降り立ち、今回「森の響」でシタールの演奏を披露してくださるその男 加藤貞寿さんはその後どうなったのでしょう。

このインド伝統音楽に魅せられ、シタールの不思議な音色の魅力に虜になってしまいました。

そして、インド・シタール界の至宝 モニナル・ナグ氏と出逢い、弟子入りをすることとなりました。

 


師匠 モニナル・ナグ氏は北インド・ベンガル州の音楽の都にほど近いバンクラにて、伝統的な音楽家の家計に生まれた方です。
曾祖父バウリダス・ナグ、祖父ゴビンダ・ナグ、父ゴクル・ナグと、約300年続くヴィシュヌプール楽派の名高いシタール奏者の家系です。

若干14歳の時、コルカタで催された全インド音楽祭にてデビュー。その当時の一流の音楽家達から、若くしてその才能と音楽性を高く評価されます。その後、インド国営テレビ・ラジオにも出演し、その名はインド全土に広まります。
2001年にはインド政府よりサンギート・ナタック・アカデミー賞 を受賞
経歴だけ見ても凄い師匠に弟子につけたのだと分かりますね。

 

ヨガには本来のヨガがある

インドと言えばヨガです。世界中で流行しているのは、リラクゼーションやダイエット、フィットネスの目的のための身体的ポーズを中心としたエクセサイズの感覚のものです。


しかし、元々は非常に宗教的でインド哲学とも密接な関係があり、修行法の一つでした。


ヨガの本来の目的は心の作用をコントロールすることを目指しています。

自らの感覚機能を制御して、瞑想によって精神を集中し結びつけることを通じ心の作用を制御することをヨガと呼ぶのだそうです。


元来のヨガが日本に伝えられたのは806年、唐より帰国した空海によるものだそうです。
そして日本に伝えられたヨガは座禅となりました
元来のヨガと現代のヨガは似て非なるもの「同音異義語」だと言われています。


その宗教観や哲学とインド伝統音楽は密接な関係を持っています。

独特の音色の秘密  ー 倍音 ー

人間の可聴域を超えた高周波倍音成分を多く含んだ、神秘的な響きが特徴のシタールです


倍音とは普段私たちが聞いている音にはほぼ全て倍音が含まれています。

その存在にはあまり気がつくことはないですが、様々な楽器の音が同じ音程で音を出しても、それぞれの異なった楽器の音として認識し判断できるのは、この倍音があるからなのです。どんな倍音がどのくらい含まれているかでその楽器の音色が決まっています。


倍音を含まない音の音色はとても無機質な感じがします。電話の受話器をあげた時の「プー」という音。とても機械的で硬い感じの音色ですよね。

倍音が複雑で豊富な音色ほど暖かく癒される感覚になります。
シタールの豊かな倍音含んだ音色は聴く人を幻想的な楽園へと惹きこんでいくのです

ヒーリングミュージック

科学的にもその特別な性質は現れています。
花や植物、野菜などに様々な音楽を聴かせて、その成長ぶりや味を調べる研究があります。

最近では酒造りにも応用されているそうです。


クラシックやジャズ、ロック、ブルース、ポップスなどあらゆるジャンルの音楽を聴かせた結果、花や野菜を一番リラックスさせ、その成長を促すのがインド音楽だという研究結果が出ているそうです。
実際、シタールの演奏を聴いた後で「腰痛が消えた」とか「肩こりが治った」という話はよくあることなのです。


心と身体がリラックスしてリセットされるヒーリングミュージック癒しの音楽なのです


インドでは数千年も前から音楽の持つ治癒力の研究がなされ、しっかりと体系化されて受け継がれてきていて、それはシタールに限ったことではなく、インド音楽すべてに共通していることなのです。


こんな話もあります。音楽スタジオの録音エンジニアがシタールの演奏を収録した後に、「こんなことは初めてだ。楽器と声の波形の違いなど明らかで一目瞭然なのに、シタールの音は人の歌声の波形になっているのです。不思議な楽器だぁ」と話していたそうです。

さぁ、準備は整いました。

あとは皆さんを待つだけです。

今回も素晴らしい演奏を目の前で聴く迫力と臨場感。

体験した人にしか分からない心の満足感をご提供いたします。

心豊かに過ごすかけがえのない時間を皆さんと

共に分かち合いたいと思います。

是非、体験してください。

もうすでに予約は始まっています。

お席には限りがございますので、今すぐご予約のご連絡を。

あなたのご参加をお待ちしております。
 


皆様と掛け替えのない時間の共有が出来ますことを楽しみにしております。
さぁ、心の扉を開く準備は出来ましたか?

4/17(火)   
   
①昼の部 14:00〜     ②夜の部 18:30〜     3000円(ドリンク・ケーキ付き)
  シタール:加藤貞寿(日本シタール協会理事長)

【予定演奏曲】

   マドゥ・ヴァンティ(夕暮れ時の森をさまよう即興曲)        他

日進市米野木町南山973-13​   TEL 0561-73-8763

いつも心を満たすサービスを

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